2017年、「働き方改革」で日本のサラリーマンの働き方が変わる?
こんにちは!
突然ですが、「働き方改革」って最近よくいろんなところで耳にしますよね?
この私たちの身近になりつつある言葉について、今回気になったので調べてみました。
1、働き方改革って?
働き方改革とは、阿部首相が最重要課題の一つとして掲げているテーマです。
議論の場となる「働き方実現会議」というものが、2016年9月から始まって、2017年3月迄に取りまとめる予定で動いています。17年秋の臨時国会から順次労働関連の改正法案が提出される予定との事です。
2017年はサラリーマンにとって大きな節目になるかもしれませんね…|д゚)
議論のテーマとしては以下の9つです。
- 同一労働同一賃金
- 長時間労働の是正
- 高齢者の就労促進
- 賃金引上げと労働生産工場
- 雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援
- テレワーク・副業・兼業など柔軟な働き方
- 働き方に中立な社会保障制度・税制
- 病気治療や子育て・介護と仕事の両立
- 外国人労働者の受け入れ
まぁどれもこれも私たちの生活に大きく関わってくる議題ばかりですね( ゚Д゚
2、働き方改革の目玉は3つ!
さらに…最重要とされているのはこの3つです!!
バリバリの現役世代は1・2が気になりますよね?
調べますと… 1の同一労働同一賃金は非正規雇用と正社員雇用の待遇改善のガイドライン案を示すとの事です。賃金や福利厚生について待遇格差が合理的かどうかを判断して行きます。基本給であれば経験・成果・勤続年数等に応じた部分に、手当なら役職手当・通勤手当に分解し待遇格差についての考え方の提示を行っていく。
福利厚生等も同様に各内容を分解していき待遇格差を判断して行きます。
しかしガイドライン案を示すが、当然政府が企業に対して非正規雇用の待遇向上を強制することもできないためどの程度実態が変わるかは未知数との事です。
次に、2の長時間労働の是正ですが労働基準法は1日8時間、週40時間を法廷労働時間と定めています。しかし、皆様もご存じの36協定で特別条項を結べば、事実上青天井の残業が可能になっております。(※年間6カ月までです!)
この特別条項を結んでいる大企業は全体の6割に及ぶ、過労死ラインと言われる月80時間を超える残業が可能な大企業は15%弱だそうです。
働き方改革では、残業時間の厳格な上限を設け青天井な残業を廃止する方針だそうです。その場合の残業時間は36協定の上限時間である1カ月45時間年360時間が目安となる見通しです。
また管理職は残業が適用除外になっていますが、裁量権を持たない名ばかり管理職が蔓延しているのが現状です、こうした問題への対応も進められるのではないのかと言われております。
3、働き方改革で生活はどう変わる?(個人的な感想と愚痴です…笑)
私の個人的な事情も交えますと…まず1の同一賃金同一労働に関しては非正規雇用と正社員雇用の待遇の差は少なくなっていくでしょう。しかし方法は正社員雇用を改悪し、非正規雇用の待遇改善を微妙に良くして帳尻を合わせていくとう恐ろしい方向性な気しかしていません。私の会社でも名ばかり管理職の役職をなくすという対応は2年くらい前から既に行われております。もちろん年収ベースは近年徐々に下降しております。( ゚Д゚)(会社は過去最高益なのに…)
日本サラリーマンの収入増に関しては、残業代に依存する部分がかなりをしめていると思います。(一部の超大手は違うかもしれませんが…)正直、私自身一般の方より激務の自信があります。(ただの社畜です…('ω'))月100時間超えの月も普通にあります。残業はしたくありません。しかし残業代がでるから続けていられるのも事実です。
月45時間制限に仮になったとします。会社側は一人ひとりの仕事量を減らすことができるでしょうか?難しいと思います。
おのずと見えてくるのは、残業を認めてもらえないのに長時間労働は変わらずありますという日本企業の超ブラック企業化です。
4、これからどうして行くか?
17年秋の臨時国会で改正法案が提出され、早ければ年末には上記で書いた様な私たちの生活に変化をもたらす働き方の改革が行われて行くかもしれません。
正直、怖いっす…笑
しかしこの変化の波にのり遅れないために、資産運用・管理を着実に進めて行きたいと考えています!これからのサラリーマンは会社に頼らず、自分で稼ぐ能力・資産を増やして行く能力が絶対に必要だと思います。(もちろん会社があってこその生活なので感謝している部分はありますが…)
今年からはみなさまと役に立つ情報・知識を共有してマネー・リテラシーを高めて行きたいと思います!ますますサラリーマンの副業に挑戦してみたいと考えております。何かいい副業ないでしょうか??(*'▽')